映画『アイ・アム Iam.』オフィシャルサイト。水川あさみ待望の映画主演作。感涙の近未来小説の完全映画化。2010年1月23日(土)より限定レイトロードショー。

映画『I am. アイ・アム』解説

水川あさみ待望の映画主演作!!!感涙の近未来小説の完全映画化。

『自分探し』をする美少女看護士ロボットが見つけたものは・・・。
私は誰・・・? 私は本当にロボットなの?  特殊金属のボディには、人間と同じ体温が備わっている。 生と死が隣り合わせの現場で、激しく揺れる心、そして、何故か蘇る奇妙な記憶。

いつの時代も、誰もがぶつかる単純で難解なこと・・・それは、『人間はどうして生きるのか?』ということ。映画「アイ・アム I am.」は、人間の心を持たないはずの介護ロボット・ミキが、『自分探し』に目覚めて葛藤するという奇想天外な物語です。「A.I」や、「アイ・ロボット」など近年でも、ロボットをテーマにした優れた映画は多々あるが、従来の作品とは一味違う切り口で、本作は、ロボット・・・、いや人間の心に迫ります。

主演のミキには、「彼岸島」、「のだめカンタービレ最終楽章」、「西遊記」、そして数々のTVドラマやCMで凛とした美しさを見せる透明感のある人気女優水川あさみ。彼女を取り囲む病院関係者には、抜群の性的な演技をみせる泉谷しげる、永遠のマドンナ・酒井和歌子や長谷川初範。元恋人役に、柳町光男監督の「カミュなんて知らない」などで引っ張りだこの若手演技派の柏原収史。その他、患者役に村田雄浩、川上麻衣子、奥村公。子供の患者の母親役に広田レオナなど最高の俳優陣が脇を固めている。製作スタッフは、劇場用アニメ作品「NITABOH 仁太坊〜津軽三味線始祖外聞」や「ふるさとJAPAN」等をプロデュースした村上匡宏がエグゼクティブプロデューサーを担当。独自の世界を構築して、星雲賞や日本推理作家協賞を受賞している菅浩江(祥伝社刊)の原作をベースに、石侍監督と新人・門馬隆司が新たな美少女ロボットの誕生と斬新な脚本を書き上げた。撮影は、「eiko」、「殺人蜂 キラー・ビー」などでデジタル時代の新たなる撮影に新時代を感じさせる安田光が担当。監督は、ロシア革命時代の女性日本人画家を描いた日露作映画「イコン伝説」を監督後、ハリウッドに渡りジェイソン・コネリー主演の「サクセサー」等を監督し、帰国後、映画化不可能と言われた麻生幾原作のポリティカルアクション大作の「宣戦布告」を見事に映像化した石侍露堂。ずれも、これからの日本映画界を背負っていく若い才能が結実して、新たなる映像体験作品「アイ・アム I am.」は完成した。

映画『I am. アイ・アム』ストーリー

『ミキ・・・ミキ・・・・・・』『お・か・え・り、ミキ・・・』

佐倉大の病室から、看護師・羽月和(菜葉菜)の悲鳴が聞こえてきた。介護ロボットのジローが、バナナを見た瞬間に狂ってしまったのだ。近くにあった器具で、ジローの頭を叩き割る和。

数日後、運転中に胸の持病が悪化した岩田の車が、病院の駐車場で待ち受ける看護師・樋野裕子(佳村さちか)たちに突っ込んで来た。その瞬間、一陣の風のようにミキ(水川あさみ)が現れ、裕子にぶつかろうとした車を止めた。強烈な破壊音とともに、フロントガラスから岩田が積んでいた大きなスチールボックスが飛び出し、ミキの腕をもぎ取った。唖然とする皆を前に、ミキは何事もなかったように歩き去る。 衝撃的なデビューを飾ったミキは、その可憐さと能率的な仕事ぶりで、患者や病院関係者の中で人気者になっていく。特に中年の看護士・永田(泉谷しげる)はミキを可愛がるのだった。が、一方ロボットに対して懐疑的な羽月は、何かにつけミキに冷たくあたるのだった。

日毎に身体が動かなくなる難病に冒された田辺光一郎(村田雄浩)は、裕子の恩師でもあり、周りから尊敬された外科医でもあった。今は、身の回りを看護師に委ねるしかない田辺には、強烈な自殺願望があり、初めてミキを見た田辺は、ロボットでありながら人間的な雰囲気を持つミキと、人間でありながら全てを機械に操られて生きている自分を見比べ、益々厭世的になっていくのだった。

入院患者の中には、元花形のサッカー選手の川尻周(柏原収史)もいた。彼は試合中の事故で、歩けない身体になり、江成瑞恵(酒井和歌子)の工学的な形成手術の順番を待っていた。彼は長い入院時間のうちに裕子と恋人関係になっていた。裕子は、命の恩人としてミキを周に紹介するが、その周はミキと出会った途端に、突然不機嫌になり、ミキに出て行くように言い放つ。その後、周は瑞恵の研究室にいた。「切なくないですか!ロボット。あんなものを造って・・・」厳しく瑞恵に詰め寄る周。その時、モニターに勤務を終えたミキが居室が入って来るのが見えた。ミキは、看護師服を脱ぎ、ウィッグを外して除菌ボックスに入った。人工皮膚除去光線と殺菌レーザーにさらされたミキは、瞬く間にスチールボディの姿となった。驚愕のあまり声も出ない周は、研究室を飛び出した・・・。

映画『I am. アイ・アム』キャスト

ミキ(江成美希)/水川あさみ

ロボットながら、人間的な感情を持つ美少女看護師ロボット。本作の全ての謎は、彼女から始まる。

1983年7月24日、京都に生まれる。96年、旭化成『ヘーベルハウス』のCMでデビュー。「金田一少年の事件簿」(97年、東宝)で映画デビュー。その後映画、TVにクールな美しさと演技力で次々と出演する。主な映画作品は、「GO」(01年、東映)、「仄暗い水の底から」(02年、東宝)、「深紅」(05年、東映)、「明日の記憶」(06年、東映)、「西遊記」(07年、東宝)、「カメレオン」(08年、東映)、2010年正月作品で「のだめカンタービレ 最終楽章前編」(09年12月19日公開、東宝)、「彼岸島」(1月9日公開、WB)、「今度は愛妻家」(1月16日公開、東映)、春には「のだめカンタービレ 最終楽章後編」も控えている。TVドラマでも引っ張りだこで、「風のハルカ」(NHK)、「医龍-Team Medical Dragon-」(CX)、「のだめカンタービレ」(CX)、「ラストフレンズ」(CX)、「33分探偵」(CX)、「ゴッドハンド輝」(TBS)、「オルトロスの犬」(TBS)他、ドラマの核となる人物を好演し、08年の「夢をかなえるゾウ」(YTV)では主演している。またCMにおいてもCASIOのデジタルカメラ『EXILIM』、伊藤園の『TEAS’TEA〜NEW YORK〜』、新日本石油『ENEOS』、SHARPの企業CM、明治製菓の『明治アーモンド&マカダミア』『Sweets gum』と、彼女の顔が画面に映らない日は無いほどの売れっ子である。

川尻周/柏原収史

ロボットであるミキに心惹かれるサッカー選手。事故で入院しているが、その過去にはある秘密があり、その事実を知った日から事件が起こる。

1978年12月23日、山梨に生まれる。93年に兄の柏原崇と同時に芸能界入りする。兄とはバンドを組んだりして、音楽活動に熱中した時代もある。2000年には、映画「スリ」(黒木和男監督)で日本映画批評家大賞新人賞を受賞。その後、「hoot’」(98)、「オーバードライブ」(04)、「ドリフト」(06)等で主演する。その繊細な演技には定評があり、数多くの映画、TVに出演している。06年の主演作「カミュなんて知らない」(柳町光男監督)は、カンヌ国際映画祭他海外の映画祭に出品され、東京国際映画祭においては『日本映画・ある視点部門」で作品賞を受賞。最新作は、「ぼくらのワンダフルデイズ」。

江成瑞恵/酒井和歌子

江成病院の副院長であり、医学・科学において最先端の技術を持つ。看護師ロボット・ミキの創造主であり、またその誕生の秘密を抱えている。

1949年、東京に生まれる。幼い頃から子役として活躍し、昭和40年代の東宝の青春映画では欠かすことの出来ないヒロイン役を務める。加山雄三の『若大将』シリーズでは二代目マドンナを演じた他、「めぐりあい」「誰のために愛するか」等の主演作も多い。東宝退社後は、TV、舞台にと活動の場を広げ、永遠の清純派というだけでなく、悪女などもこなし、芸能界において欠かすことの出来ない演技派女優として、幅広い演技を見せている。

永田浩司/泉谷しげる

看護師として慣れないミキを何かと世話するベテランの看護士。その天性の明るさで、患者や看護士仲間から慕われている。

1948年5月11日、青森に生まれる。1971年に、ライブアルバム『泉谷しげる登場』でフォークシンガーとしてデビュー。数々のヒット・アルバムを発表し、75年に吉田拓郎、井上陽水と共にフォーライフレコードを設立。その後、幾つかのレコード会社を移籍しつつ、80年代に入り映画の世界に参加する。画家、パーソナリティ、コメンテーター、作家と言う多くの顔を持ちつつ、個性派の俳優として数々の作品に出演する。映画、TVを問わず、その個性的で型破りな演技は、あらゆるジャンルの監督、演出家から支持されている。

江成一信/長谷川初範

江成病院の院長で瑞恵の夫。悩み続けるミキ温かく見守っている。

1955年、北海道に生まれる。77年、日本映画学校在籍時に今村昌平監督の舞台『ええじゃないか』の主演に抜擢され注目を浴びる。「飢餓海峡」(78)でTVドラマ初出演を果たし、91年には大ヒットドラマ「101回目のプロポーズ」で主人公の恋敵を演じ脚光を浴びる。その後、テレビ、映画、舞台と多方面で存在感を発揮している。映画作品は、「幻の湖」(82)がデビュー作。最近では、「沈まぬ太陽」(09)、「さまよう刃」(09)、そして主演作の「いのちの山河 日本の青空II」がある。

映画『I am. アイ・アム』スタッフ

監督・脚本/石侍露堂(せじろどう)

1953年、愛媛に生まれる。武蔵野美術大学卒業後、ロシアへ造詣美術の勉強のため留学。しかし、29歳のときロシアの映画監督アンドレイ・タルコフスキーの勧めにより、造形作家から映像作家に転身。劇映画の現場を経て、86年に短編「コールド・ターキー」を初演出。87年、独立してプロダクションを設立し、TVのドキュメンタリー番組のプロデュースや演出を手掛ける。92年、ソ連が解体する中で、明治時代にロシアに渡った女性の画家・山下りんを題材とした「イコン伝説」を、ロシアのオールロケーションで製作・監督した。95年、映画製作の場をアメリカに移し、96年自ら製作・監督したジェイソン・コネリー主演の「The Succsesor」(日本未公開)を完成させ、世界30カ国で公開した。99年、再び活動拠点を日本におく。01年、当時映画化は不可能と言われていた麻生幾原作のポリティカルアクション「宣戦布告」(02)を監督し、映画界だけでなく社会的にも大きな話題を振りまいた。

<主な作品>「コールド・ターキー」(86)、「ヴィア・ドロローサ」(87)、『アルザス・過ぎ去りし日々』『パリ郊外・ムードンの森から』他(89)、「ゴーマ」(90)、「砂漠の修道士」(91)、「イコン伝説」(92年)、「The Succseeor」(96)、「生ける屍」(97)、「宣戦布告」(02)、「かべちょろ家守」(06)他。

原作
菅浩江 「アイ・アム I am.」祥伝社刊
イラスト
立澤準一
脚本
門馬隆司/石侍露堂
エグゼクティブ・プロデューサー
村上匡宏
プロデューサー
丸目卓也/浅野博貴
ライン・プロデューサー
小村幸司
撮影監督
安田光
編集
大永昌弘
美術
盆靴劼躬
録音
畑幸太郎
VFXスーパーバイザー
上村竹哉
助監督
小林大策
製作担当
斉藤健志
音楽
中村彩子
音楽プロデューサー
米村武(MJC Holdings)
テーマ曲・作曲
レイ・ハラカミ
制作
ワオワールド
製作
「アイ・アム」製作委員会
配給
日本スカイウェイ

(C)2008「アイ・アム」製作委員会